ターゲット設定は、採用活動を行う上で必ず行う必要があります。求人掲載で打ち出すべきポイントが明確になり、アンマッチを防ぐことが出来るためです。
ターゲット設定をするには、以下の3つを考える必要があります。
- MUST条件
- WANT条件
- ペルソナ設定
MUST条件
MUST条件とは「絶対に外せない採用条件」のことです。またこれを更に、スペックとタイプに分けて考えます。
スペックとは、資格や経験・学歴などです。例えば、「大型免許有り」「3年以上の実務経験」等です。
タイプとは、志向や性格、価値観などです。例えば、「指示されたことはきちんとやる人」「明るい」「真面目」などです。
最低限なければ採用しないという条件をMUST条件として整理します。MUST条件が多すぎると採用難易度は上がるため、最低限になるよう注意しましょう。
WANT条件
WANT条件は「備わっていればより良い採用条件」のことです。 こちらも、スペックとタイプに分けて考えます。例えば、「Excelでマクロを組める方」「法人営業の経験が3年以上ある方」などです。
WANT条件を考えることにより、求める採用ターゲットが更に具体的なものになります。
ペルソナ設定
ペルソナ設定とは、「一人の架空の人物を想定し、そのプロフィールを行動や価値観、ライフスタイルなどを詳細に設定する」ことです。
ペルソナ設定をすることによって、いつ・どこで・何をしている・なぜ職を探している・どのような観点を持っている・どんな人なのかが明確になり、求人媒体で打ち出すことのできるポイントが浮かび上がります。
例えば、「大型免許を持っていてドライバーとしての実務経験がある」人であっても、「もっとキャリアアップして将来は管理職になりたい」「家族との時間を大切にしたいから土日祝は休みがいい」「大手企業で勤務していたが、企業規模の小さくてもいいので自分の裁量が大きい仕事をしてみたい」などさまざまな思考を持った方がいます。そのような、ライフスタイル・性格・価値観みたいなものに合わせて、特定の人物像を設定すれば、「採用ターゲット」が明確になります。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。