選考中に辞退が多い場合に、考えられる要因や対策をご紹介します。
動機付けを行う
選考中に辞退されてしまう理由の1つに、「会社に入りたいと感じさせられなかった」ということがあります。そのため、自社に合った候補者であれば選考中にも動機づけを行い、入社意欲を高めてもらう工夫をしましょう。
具体的には
・社員インタビュー記事や動画を用意し、候補者と近しい社員のインタビューを共有する
・社内報などでカルチャーを伝える
・社内イベントのレポートを共有する
等が考えられます。
面接回数を減らす
面接回数が多すぎると、選考途中で離脱の原因にもなりかねません。できるだけ1回の面接でさまざまなメンバーに会ってもらったり、選考内容を工夫するなどし、面接回数を減らすことも打ち手の1つです。
面接地を柔軟に対応する/WEB面接を導入する
面接地を柔軟に対応することも、選考辞退を減らす対策になりえます。遠方に住んでいながら、UIターンや上京を前提とし、遠く離れた企業の選考を受ける方も多いです。複数社の選考を受けることが多いため、選考における時間や費用負担が大きいと離脱につながってしまいます。最近ではWEB面接を導入し、最終面接だけは来社の形をとっている企業も増えています。ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
社内見学や座談会を取り入れる
選考の最中だけでは社内の本当にカルチャーや雰囲気は見えにくいもの。面接担当者の雰囲気が良くても、「他の社員の方はどうなんだろう」「一緒に働くメンバーはどんな人かな」と不安に感じる候補者もいらっしゃいます。そこで、おすすめなのが社内見学や座談会を取り入れてみることです。選考の中ではなかなか聞けない質問もざっくばらんに聞ける場とし、不安を解消した上で入社をするか決めてもらえるようにしてはいかがでしょうか。
会社の良い部分と課題をあえて伝える
特に正社員の転職では、入社する会社を決めるのは候補者にとって大事な決断になります。企業側は、選考の中で自社の良い面をアピールしたいものですが、それでは不信感が生まれたり、イメージしていた働き方とのギャップが入社してから生まれかねません。あえて課題も伝えることで現実的な会話ができ、本当にマッチする方に選考に進んでもらうこともできるでしょう。
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